木材の塗装メンテナンス(外装)


以前に設計デザインを行ったレストラン “bis tris(ビストリス)” が3周年を迎え外装の木部が少々色褪せてきましたので、今回上塗りをすることにしました。

3年経った外部の木材(樹種はイペ)

写真の通り、3年も経つと徐々に色褪せてきます。これも木材の経年変化の味わいの一つではありますが、上塗りを施すことで蘇らせることが可能です。

今回使用したのはオスモカラーのウッドステインプロテクター #708 チーク と #701 外装用クリアープラスのつや消しを1:3で混合したものを2度塗りしました。色に関しては色見本で確認、現場で調色しながら濃さを決定します。



こちらの塗料は含浸系の塗料で表面に塗膜を作るものではなく、木部に浸透して保護するタイプの塗料です。美しい木目をしっかりと活かした表情にしてくれます。木の呼吸を妨げず、高い撥水性、耐候性、耐紫外線性能がありますので外部の塗装にぴったりです。塗料も刷毛で塗るだけで美しく仕上がります。(下地の調整と養生は重要です。)

ちなみに、今回はじめて専用の刷毛を使ってみたのですが、塗りやすさが桁違いでした。刷毛ぐらいでそんなに変わるものかと半信半疑でしたが、一度使うと他の刷毛には戻れないかもしれないのである意味危険です。。高級なので、ちゃんと洗浄液で洗って再利用した方が良いです。



イペの木目を活かして美しく蘇りました。

無垢材の良さはメンテナスをしっかりすれば何年経っても美しく保つことができるところです。時を経るにつれ徐々に、その場所でだけで造られる唯一の表情になっていくのが醍醐味です。

竣工当時はこちら。




wacca architects 一級建築士事務所


坊垣祐司



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