• ■TeaTock/ティートック

    台湾ティースタンド


    ハンドドリップの台湾茶スタンドの内装デザイン。伝統的な台湾ティーを現代的な解釈でハンドドリップで淹れるティースタンド。お茶に集中するための静謐なモノトーン空間。正面に鎮座する大理石調のカウンターでの所作に意識を向けるようにデザインしています。様々な素材のモノトーンで空間を構成しグレー中心の空間でありながら素材感で柔らかさと変化をつけています。ミニマルな空間の中にペンダント照明のカッパーがアクセントとして、又カウンターへ意識を向ける要素として空間に浮かんでいます。


    設計・デザイン:wacca architects
    施工:株式会社セゾン


  • ■鎌倉あきもと / KAMAKURA AKIMOTO

    漬物店


    古都鎌倉の漬物店の改装。漬物の代表格である茄子、空間のベースとなっているのはその日本の伝統色でもある茄子紺色。彩度を抑えた紫の格調高い上品な色目をベースに、柾目のとおった楡材をアクセントにした什器は水平ラインを強く意識させる意匠となっています。その水平線は二の鳥居から鶴岡八幡宮へと続く若宮大路沿いの人の流れを受け止めるような形で動線を整え、離れた什器同士の連続性をもたせています。また什器は可動式のため用途によってレイアウトは自由に変更できます。空間に浮かぶ角材型の照明は什器と素材を揃え、その水平ラインと同調し、また強調してもいます。商品収納部はパッケージに合わせた寸法の正方形でモジュール化し整然と並んだ漬物の色彩で面が構成されます。直接的な和の表現を使うことをせずに素材感、色彩、形態に古くから我々日本人に馴染みの深い要素を使用することにより、現代的なデザインとしながらも古都の景色に馴染むことを意識しました。


    設計・デザイン:wacca architects
    施工:株式会社セゾン / 写真:Kenta Hasegawa | OFP


    Renovation of pickles store in ancient city Kamakura. Eggplant which is the representative of pickles, the eggplant color which is also the base of space is the traditional Japanese color. Based on elegant color of eggplant purple, straight grain Furniture made with elm wood accented has become a design that makes the horizontal line strongly conscious. The horizontal line prepares a flow line in such a way as to catch the flow of people along "Wakamiya OJI" which continues from "NinoTorii" to "Tsuruoka Hachimangu Shrine", and has continuity between separate fixtures. Also, because the fixture is movable, the layout can be changed freely depending on the application. Square light type floating lighting is aligned with the horizontal line, with emphasis on furniture and materials as well. The commodity storage section is modularized with squares of dimensions matching the package and the surface is composed with the colors of pickles arranged in order. By using elements deeply familiar to us Japanese from ancient times in texture, color, form without using direct expression of sum, it will become familiar with the scenery of the ancient capital while making it a contemporary design I was conscious.


  • ■ホテルリソル 京都 河原町三条 / HOTEL RISOL KYOTO KAWARAMACHI SANJO

    ホテル 内装デザイン


    京都河原町三条に立地するホテルの内装。旗竿敷地の長いアプローチを利用し、都市化した三条河原町の街並みから風情あるホテル空間へと導く"露地"としてデザイン。ホテルのエントランスからレセプション、ロビーまでを京町家の通り庭と見立て、奥へと続く細長い敷地を活用しています。素材は左官、名栗床、四半敷きの瓦と伝統的な素材と仕上げを使用し空間構成と合わせて古都京都を意識させるものとなっています。写真の絵巻物は提案初期のコンセプトスケッチ(ロビーに展示)。


    ディレクション:Key-Kilt 三野博昭
    内装デザイン・設計協力:wacca architects
    写真:Franco Tadeo Inada



  • ■ ビストリス / bis tris

    イタリアンレストラン
    http://bistris-aoyama.com
    ※商店建築8月号(2017.08.P91-P94)掲載


    古来から築城などにつかわれた"版築"を模した左官壁に黒皮鉄、イペ材をあしらい、古くからその土地に根付いていたTEATRO(劇場)のような雰囲気を持たせています。シェフの創作する料理が調理されサーブされるまでの一連の演出を楽しむための"舞台"となるカウンターを中心とした内部空間には、一体感のあるテーブル席、外とのつながりを楽しむテラス席、ゆっくりとくつろげるソファ席、と多様な座席を設けています。コンパクトな空間ながら変化のある客席が広がり、訪れる度に異なる雰囲気を体験することができます。木材は和材、石(タイル)はイタリア産の素材を使用することで日本とイタリアの融合を意識した仕上げとし、壁・天井の塗装は3段階のグレーで塗分け、立体感と奥行感を空間に与えています。テーブルにはシェフのルーツでもある青森のブナ材で豊かな自然を取込み、特にカウンターは"鉄媒染"の技法によって料理の舞台を厳かにしつらえてあります。


    設計・デザイン:wacca architects
    施工:株式会社スパークス / グラフィック:POMPETTE
    グリーンデザイン:江田俊子 / 写真:Kenta Hasegawa | OFP

  • ■ hero garage pictures

    写真・映像 編集スタジオ
    www.herogarage.co.jp


    web・コンテンツ制作会社hero garageの渋谷デザインスタジオ
    コンパクトな一室空間を効率よく区切り、建具等の金物を極力排しシンプルな面の色分けにより区画構成したミニマムなオフィス空間。四角と丸が姿を変えた社名ロゴはあらゆる要望や時代の変化に柔軟に対応するフレキシブルさを表します。


    設計・デザイン:wacca architects
    施工:有限会社 アルナック